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Q,ジックニームの特性は何ですか? |
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A |
ジックニームに含まれている活性成分は17種類以上とも言われています。 その中でも、特にアザディラクチン、サラニン、メリアントリオール、ニンビン、ニンビディン、ニンビオール、ゲデュニン等が強く相互作用し、相乗作用を発揮します。
そして、もう一つの重要な性質は、その成分が植物に吸収され、植物体の全体に浸透移行することです。
即ち、植物を内部から元気に、強くします。
さらにジックニームの重要な性質は、恒温動物に対してほとんど毒性を示さないことです。
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Q,使い方と効果の持続は? |
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A |
ジックニームは濃縮液ですのでよく振ってから水で希釈し、ムラのないようによくかき混ぜ、植物全体に散布してください。 最初の1〜2回分は少し濃い目に希釈すると効果的です。
希釈倍率は基本的に200〜500倍です。 散布時期(夏/冬)・場所(地域)・温度・湿度に多少の差はあります。 従いまして、適時希釈倍率や散布回数を調整してください。 漢方的資材ですので、継続的なご使用をおすすめします。
坪当たりの散布目安は、希釈液1〜2リットルです。 . 花・木・観葉植物・野菜などの場合 新芽が出始めた時に1回散布。 次に、2週間おきの散布を2〜3回。 その後は2、3週間〜1、2ヶ月おきに散布。
●最初の1、2回は200〜300倍に希釈してください。 ●希釈倍率・散布間隔や回数は状況に応じて適時調整してください。 ●効果の持続は2〜3ヶ月。 4〜6ヶ月のものもあります。 ●夏季には散布間隔を短めにして、希釈の目安内で普段より薄めに希釈してください。 |
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Q,散布する時間帯は? |
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A |
決まった時間帯はないので、朝夕など日ごろ潅水を行っている時間帯で結構です。 |
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Q,雨が降った場合は? |
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A |
葉面散布後直ぐに雨が降った場合はもう一度散布する必要があります。 |
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Q,散布のコツはありますか? |
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A |
ジックニームは栽培作物の幼苗の時期から散布するとより効果的です。 根元にも散布するとより効果的です。
最初は少し濃い目にして散布すると効果的です。
お茶や樹木などに対しては、直ぐに目立った効果が起きないことがあります。
樹木の種類によって、直に効果が目立たない場合がありますが、効き目がなかったわけではないので、継続して使用ください。2年目から効果が現れた事例が多数あります。
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Q,他の葉面散布剤、ホルモン剤、農薬などとの併用・混合は可能ですか? |
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A |
ジックニームは天然成分で構成され、非ケミカル手法で作られていますので、問題はありません。 事実、即効性を必要とする場合や減農薬に使用されている方々もおられます。 |
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Q,展着剤は必要ですか? |
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A |
配合の乳化剤はサポニン効果の強い天然乳化剤を使用しておりますので基本的に必要ありません。但し、散布後8時間は水・雨にかからないようにして下さい。
※梅雨時や、散布後に降雨が予測される場合には、展着剤を通常通りご使用下さい。 |
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Q,有益な虫に影響があるのですか? |
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A |
ミミズ・ハチ・ミツバチなどの益虫に使用しても大丈夫です。 |
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Q,安全性はどうですか? |
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A |
天然素材を100%使用し、防腐剤も一切使用していません。
また、重金属などの分析でも、完全に安全なことが証明されています。
ニームはIFOAM(国際有機農業運動)の有機基準をクリアーにし使用が許認可されています。
そしてEPA(アメリカ環境保護庁)での1995年12月13日(第239号)の厳しい認可もパスしています。
ニームオイルの急性経口毒性テスト(LD50)は、食塩の1/2以下です。 恒温動物に対してほとんど毒性を示さないので、毒性も残留も心配はありません。
2005.11.29 厚生労働省が 「化学溶剤摘出法を用いていない純粋なニームオイル及びアザディラクチンは、人の健康を損なうおそれが無いことが明らかな物質」 と発表しました。
厚生労働省が2005年11月29日に発表した食品衛生法の改正に伴い、2006年5月29日から適用されます「ポジティブリスト制度」(農薬等の残留基準一覧表)にも、アザディラクチン・ニームオイルは人の健康を損なうおそれのない65物質の中の2物質として、ポジティブリスト対象外に指定されています。 ポジティブリスト制度については、 厚生労働省のHP JA全農のHP をご覧下さい。
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Q,散布をする際にマスクなどをする必要はありますか? |
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A |
ジックニームは天然素材を100%使用し、人体にも安全な為、農薬などとは異なり、マスク、手袋、帽子などをする必要はありません。 |
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Q,飲んでも大丈夫ですか? |
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A |
危険なものは入っていませんが、飲用ではありません。 |
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Q,目に入った場合は? |
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A |
オイル分を含んでいますので十分な水で洗い流してください。 |
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Q,どのくらい保存ができますか? |
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A |
直射日光を避けてフタを閉め、常温で1年保存ができます。 |
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Q,ジックニームが分離又は、低温にて固形化した時は? |
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A |
分離していた場合はよく振って希釈するか、ぬるま湯(30℃〜40℃)を混ぜて希釈して下さい。
固形化した場合は、ほんの少し加熱するか、お湯で希釈して下さい。 |